文化のピラミッド構造

産業等と同じ様に文化活動もピラミッド型の構造をしていると感じる。ここで言うピラミッドは、その文化を理解出来る人数の多い物ほど土台として底に大きく広がっていると考える。つまり人間の三代欲求に訴えるものが最も大きく料理、ポルノ、音楽が当てはまると思う。料理動画を見ると腹が減るしポルノを見るとマスターベーションをしたくなる。音楽に関してはクラシックを聴くと眠くなるのは心地よく精神を癒やしてくれるからだと言われている。

次の中層は一般的な文化と呼ばれる物の多くが含まれてスポーツ、絵画、文学、哲学、ファッション等があると思う。それらの派生系であるサブカルチャー全般もここに含まれるだろう。

そして上層と中層の違いは何かと考えると戦争の火種になりうるか否かだと思う。ここで言う戦争はガチの国家間や内紛レベルの死人が出る物の事で文化内の代理戦争ではない所が重要だと思う。言語、宗教、経済、法律、またはそれらの集合体である政治文化がこの上層にあると考える。

こうしてピラミッド型に文化を分類してみた理由はYouTubeの配信や動画におけるコメントの民度と呼ばれる物が何に依存するのかを考え、結局の所視聴人数が多ければ争いになりやすいとなったからだ。ではどのジャンルが視聴人数が多いまたは少ないのかと考えて自分なりに分類したが、結果を見ると下層ほど平和的で上層のジャンルは危険を孕んでいると感じた。つまりガチのヤバい所は迂闊にコメントすると袋叩きにあうから民度が高く、コメントが荒れている様な所はトンチンカンな事を言っても許される土壌があるため民度が低いとなるのではないだろうか。どちらが文化の発展の為に良いのかは分からないが配信者や視聴者がこれらの事を承知しておけば快適なインターネットライフを送れるのではないかと愚考する次第である。