多様性は文化の盗用なのか?
いつもの様に2chのニュース板を巡回しているとこんな記事でスレッドが立っていた。
記事によると白人が他文化を真似して作品を作る行為は「文化の盗用(Cultural appropriation)」であり「ホワイトウォッシング(Whitewashing)」と呼ばれるらしい。
一方でこんな記事があった事を思い出した。
作者は原作では肌の色の指定は無いと言っているが、大ヒットした映画ではハーマイオニーは白人の女の子であった。その役を黒人が演じる事は「ブラックダーティング(Blackdirtying)」とでも呼ぶつもりだろうか。
この二つのニュースからもわかる通り欧米では差別被差別意識が日本では考えられないほど強く存在している。他文化に好意をもって尊敬対象として模倣しても小馬鹿にした猿真似と同じであると見なされる。
こういった文化の改変を評価するにあたって個人的に一つの指標を教えられた話がこちら。
寿司がアメリカでカリフォルニアロールになろうとも美味ければ一つの料理。
三国志や戦国時代の武将が美少女キャラになろうとも面白ければ売れるのだ。
差別だ原作レイプだと騒ぐより変わった事による恩恵に注目していけば多少はましな世の中になるのではなかろうか。