身体の争いと心の争い

メルケルが「EUは危機的な状況にある」とか言い出したらしい。戦争も近くなってきたので前の記事の続きみたいなるけど書いておく。

歴史的に見ても今現在各地で起きてる争いを見ても原因となるのは経済。景気が悪い状態から引き起こされる身体の争いだ。冒頭のEUから遡ってみても私の浅はかな知識でもアラビアのロレンスぐらいまではいける。本国の景気が悪いのを他の場所で辻褄合わせしようと歪ませたツケが巡り廻って帰ってきている状況だ。

では心の争いとは何だろうか?何の得も無いのに相手も自分も傷ついて損をするだけなのに争わなければならない理由とは何だろうか。

ここで前回のガンダム話と繋がる。経済的理由ではなく個人的な拘りで引き起こされた争いはどれかと考えたらハマーンとシャアの第一次第二次ネオ・ジオン抗争がそれだと思う。核融合炉のおかげで太陽の光が遥か彼方にしか見えないアステロイドベルトでもジオンの残党は生活が出来た訳だ。それどころか力を蓄えて地球圏に大軍を持って進行出来るほどの余力すらある。経済圏としては地球圏と辺境宙域で別れていてお互い交易もほとんど行っていないはずだ。それなのに争いは起きたとされる。

その理由はざっくり言ってしまうとシャアに捨てられたハマーンが地球圏に戻ったシャアを追っかけて来たのが第一次、シャアがMSの戦闘でアムロと決着を付けたかったから来たのが第二次となる。

本人達はそれにいろいろと別の理由をくっつけてはいるけどそこの拘りが無かったら、ハマーンが他の男と結婚して子供が出来ていたら、シャアかアムロが負傷や病気で万全の状態では無かったら2つの争いは起きなかったのでは無いかと思う。心の争いは巻き込まれた人達にはどう映るのだろうか。

お腹空いたのでここまで。